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2026/9/2 のスポーツ科学・運動生理学 新着論文サマリー(2件)

[要旨] TITLE なぜスイス・フュリのバーティカルキロメーターは速いのか?極端な急斜面における階段登高の生理学的・力学的利点

登山 傾斜26度以上の極端な急斜面では,スロープ状の登りよりも階段状の段差を使ったほうがエネルギー消費や下肢筋肉への負担を大きく軽減できる.

設計 持久系アスリート22名を対象に,傾斜18〜38度で一定の垂直速度(毎時800m)にてスロープ,階段,ポール使用階段の3条件を比較した実験研究.

傾斜26〜38度では,階段登高はスロープ登高と比較して代謝パワーが6〜10%,心拍数が5〜10%,力学的仕事量が23〜45%有意に低下し,ふくらはぎの筋活動と自覚的運動強度も軽減した.

階段でのトレッキングポール使用は,心拍数や代謝への影響はなかったものの,外側広筋や腓腹筋の筋活動をさらに低減させた.

実践 26度を超えるような急登では,滑りやすい土の斜面を直登するより整備された階段や段差を選んで登り,ポールを併用して脚の筋疲労を抑えよう.

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[要旨] TITLE スポーツ傷害の疼痛管理とリハビリテーションにおけるバイオフィードバックの有効性評価:無作為化比較試験のシステマティックレビュー

登山 登山で痛めやすい膝や足首,腰のケガからの回復において,視覚や筋電などのバイオフィードバックを活用したリハビリが有効である可能性が示された.

設計 膝蓋大腿部痛や慢性足関節不安定症などを対象としたRCT9件を網羅的に分析したシステマティックレビューである.

筋電図や心拍変動,リアルタイム視覚歩行再教育などのバイオフィードバック併用により,痛みの軽減と筋活動・筋力の向上が確認された.

神経筋コントロールが改善し,機能回復やリハビリ成果の向上が見られたが,全体的なエビデンスの確実性はまだ低い.

実践 膝や足首の痛みのリハビリを行う際は,鏡で関節のブレを視認しながらスクワットをしたり,スマートウォッチの歩行バランス指標を確認したりして正しい動作を意識する.

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