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2026/8/18 のスポーツ科学・運動生理学 新着論文サマリー(2件)
| [要旨] TITLE 類人猿とオナガザル科の垂直登はんにおける運動学の収斂:初期人類の樹上生活に関する議論への示唆 |
登山 急傾斜の登はんにおいて足部や足関節を大きく背屈させる動作は,足の構造の違いを超えて登りの安全性を高める共通のメカニズムである.
設計 野生のシロエリマンガベイを対象に,垂直登はん時の足部運動(キネマティクス)を詳細に計測・分析したバイオメカニクス研究.
シロエリマンガベイは垂直登はん時に中足部で約46°という極めて大きな背屈を示し,チンパンジーの足関節背屈角度や人間の登はん時の背屈角度と同等以上の可動性を見せた.
全体的な足の骨格形態が異なっていても,垂直移動の安全性を高めるために足部バイオメカニクスには運動学的な収斂が生じる.
実践 足関節や足底のストレッチを行い,急登や岩場の登攀で足部をしっかり背屈できる可動域を維持する.
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| [要旨] TITLE 1%傾斜トレッドミル走よりも地上走の方がエネルギーコストが高い:持久系アスリートにおける比較 |
登山 屋内のトレッドミルで登山の体力作りを行う場合,実際の屋外運動よりも運動負荷やエネルギー消費が低く見積もられる可能性がある.
設計 男性持久系アスリート12名を対象に,1%傾斜のトレッドミル走と屋外トラックでの地上走における生理的応答を同一プロトコルで比較した.
地上走はトレッドミル走よりもランニングエコノミー(51.3±2.2 対 49.6±3.1 mL/kg/min)や酸素コスト(204.2±11.3 対 197.1±12.3 mL/kg/km)が有意に高かった.
全強度においてエネルギーコストは地上走で一貫して高く,高強度領域では炭水化物の酸化量も地上走で有意に増加した.
実践 トレッドミルでトレーニングを行う際は,実際の屋外より負荷が軽くなりやすいことを考慮し,傾斜やスピードを少し高めに設定してみよう.
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