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2026/8/16 のスポーツ科学・運動生理学 新着論文サマリー(2件)
| [要旨] TITLE 大学生における運動の種類と総身体活動量が高所順応に与える影響 |
登山 登山者が高所環境でどのような運動をどの程度行うべきかを考える上で参考になる.
設計 高所居住の大学2年生295名を対象に,18週間のバスケットボールまたはバドミントン運動介入を行い,高所順応スコア,睡眠の質,総身体活動量を測定した.
総身体活動量は運動の種類と高所順応の関係を統計的に有意に調整し(交互作用B = -2.9965, p = 0.0056),高活動レベルにおいてのみ,バドミントン群が高所順応スコアでバスケットボール群よりも良好な適応を示した.
睡眠の質は,運動の種類と高所順応の関係において有意な媒介効果を示さなかった.
実践 高所での運動は,種類だけでなく総身体活動量も考慮し,自身の活動レベルに合わせて運動の種類を選ぶことを検討する.
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| [要旨] TITLE 適応から不適応へ:高所における調節予備能と換気制御応答 |
登山 高所順応の成功は、個々の臓器機能だけでなく、全身の生理学的制御システムの協調的な働きと、その「調節予備能」の維持にかかっている.
設計 本論文は特定の研究デザインを持たない総説論文であり、高所順応における「調節予備能」という新たな概念を提案している.
主要知見1:高所順応は、酸素カスケードの各段階における臓器の機能的予備能に加え、呼吸器、心血管、脳血管、自律神経、拡散プロセスといった統合された生理学的制御システムの協調的な「調節予備能」に依存する.
主要知見2:この調節予備能が不十分、枯渇、または調節不全に陥ると、適応応答が不適応となり、高山病などの高所関連疾患が発生する可能性がある.
実践 登山者が明日からできるアクション1つ:自身の体調変化(呼吸の乱れ、心拍数の異常な上昇、頭痛など)に敏感になり、高所での無理な行動を避け、早期の休息や下山を検討することで、調節予備能の破綻を防ぐ.
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