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2026/10/30 のスポーツ科学・運動生理学 新着論文サマリー(2件)

[要旨] TITLE 速度不足の高齢者における力-速度プロファイルに基づく負荷設定が筋パワーおよび機能的パフォーマンスに及ぼす影響

登山 高齢登山者の不整地歩行や段差昇降に必要な筋パワー向上には,厳密な負荷個別化に拘らずとも素早い動作を意識した筋力トレーニングの継続が有効である.

設計 速度能力に不足がある65歳以上の高齢者57名を対象に,不足を補う個別負荷群と非個別負荷群に分け,空気圧レッグプレスを用いたトレーニングを12週間実施した介入研究.

12週間で最大速度(V0)は個別群でより向上し(p=0.009),最大筋力(F0)は非個別群でより向上した(p=0.040).

しかし,登山動作の基盤となる最大パワーや日常機能パフォーマンスの向上度合いに群間差はなかった(p≧0.065).

実践 スクワットや段差昇降のトレーニング時,負荷の大きさに関わらず立ち上がる局面を可能な限り素早く爆発的に行う意識を持つ.

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[要旨] TITLE シニアアスリートにおける遠心性ハムストリング筋力の測定:基準値,年齢・性別の関連,および四肢の非対称性

登山 下山時の着地衝撃を支えるハムストリングスの遠心性筋力は,活動的なシニアでも加齢とともに低下するため,中高年登山者は意識的な補強が不可欠である.

設計 シニアアスリート203名(女性100名)を対象に,ノルディックハムストリング運動テストを用いて遠心性筋力と左右非対称性を横断的に測定した.

片脚の絶対筋力は女性156 N,男性242 N(体重比2.46 N/kg,2.99 N/kg)であり,加齢に伴い絶対値で年2.10 N,体重比で年0.020 N/kgずつ低下した.

脚の左右差(非対称性)は平均11.6±8.8%であり,年齢や性別による有意な関連は認められなかった.

実践 下山時の膝の負担軽減や転倒予防として,もも裏を伸ばしながら負荷をかけるノルディックハムストリングスなどの遠心性筋トレを週1〜2回導入する.

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