← 戻る

2026/10/25 のスポーツ科学・運動生理学 新着論文サマリー(1件)

[全文] TITLE サルコペニア高齢者における米国スポーツ医学会(ACSM)推奨に基づく運動介入が身体機能,身体組成,および生活の質に及ぼす影響:ランダム化比較試験のメタアナリシス

登山 加齢に伴う筋力や歩行機能の衰えを防ぎ,生涯にわたる安全な登山力を維持するためには,ACSM推奨基準を満たす適切な強度と頻度での運動介入が極めて有効である.

設計 サルコペニア高齢者2,217名を対象とした33件のランダム化比較試験(RCT)を統合し,ACSMの運動処方基準(頻度・強度・時間・種目)への遵守度による身体機能や身体組成への効果を検証したメタアナリシス.

運動介入により,握力(SMD = 0.47,95% CI: 0.28〜0.66,p < 0.001),歩行速度(SMD = 0.70,95% CI: 0.45〜0.96,p < 0.001),歩行テスト成績(SMD = -0.73,p < 0.001),骨格筋指数(SMD = 0.48,p = 0.001),体脂肪率(SMD = -0.62,p = 0.007)が有意に改善した.

ACSMの推奨基準を高水準で満たした群は,遵守度が低い群に比べ,歩行速度(SMD = 0.90 vs 0.30,群間p = 0.01)をはじめ,握力,骨格筋指数,骨密度,生活の質(QOL)の改善幅が有意に大きかった.

運動種別の解析では,レジスタンストレーニングが握力や歩行能力の向上に最も顕著な効果を示し,レジスタンス運動と有酸素運動を組み合わせた介入も歩行速度を有意に高めた.

実践 週2日以上,登山の歩行安定性を支える下肢を中心としたレジスタンストレーニング(スクワット等)を,最後の数回で明確な負荷やきつさを感じる適切な強度で実施する.

Powered by PubMed x Gemini | BELAY | 1/30


Powered by PubMed x Gemini | 自動配信