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2026/10/21 のスポーツ科学・運動生理学 新着論文サマリー(3件)

[要旨] TITLE 訓練されたランナーにおけるパワーに基づくランニング耐久力:疲労の指標としての速度調整された力学的ドリフトの予備的証拠

登山 長時間の登り行動で疲労がたまると,接地時間の割合が増加し脚のバネ剛性が低下する「力学的な崩れ」が生じる.

設計 訓練されたトレイルランナー12名を対象に,定常走と12%傾斜の登りTTを組み合わせた216分間のトレッドミル走を実施し,足部装着型センサーで生体力学変数を分析したクロスセクショナル研究.

登りTTでは速度の影響を補正しても接地時間の割合(デューティファクター)や接地時間が増加し,脚のバネ剛性が有意に低下する神経力学的疲労が確認された(すべてp < 0.05).

定常走においても,疲労に伴いデューティファクターが60分から180分の間に71.3±1.6%から72.7±1.7%へと有意に増加し,疲労の最も感度の高い指標となった(p = 0.014).

実践 長時間の登坂では足が地面に着いている時間が長くなりフォームが崩れやすいため,後半ほど意識的に接地を短く軽やかな足運びを心がける.

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[要旨] TITLE 健常成人における脳持久力トレーニングが認知機能,身体パフォーマンス,自覚的運動強度に及ぼす影響:システマティックレビューおよび3レベルメタアナリシス

登山 精神的疲労への耐性を高めることで,長時間の登攀で脳が疲れた極限状態でも判断力や運動機能の低下を防ぐ助けとなる.

設計 健常成人441名を対象とした11研究(13試験)のデータを統合したシステマティックレビューおよびメタアナリシス.

脳持久力トレーニング(BET)により認知機能(g = 0.64)と身体パフォーマンス(g = 0.48)が有意に向上したが,自覚的運動強度(g = -0.01)には有意な変化がなかった.

認知機能および運動機能の改善効果は,通常時よりも精神的疲労を伴う条件下でより大きく発揮される傾向が示された.

実践 普段の室内バイクトレーニング中やランニング直後に暗算やデュアルタスク課題を取り入れ,頭が疲れた状態でも動ける脳持久力を養う.

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[要旨] TITLE 就寝前の乳由来タンパク質摂取はエリート女子アスリートの睡眠や回復を阻害しない

登山 山小屋やテント泊で翌日の疲労回復を目的に就寝前にタンパク質や糖質を補給しても,睡眠の質や回復を妨げる心配はない.

設計 女子大学生アスリート21名を対象に,就寝30分前にカゼイン,α-ラクトアルブミン,炭水化物(各40g/160kcal),プラセボを各3夜連続摂取させ睡眠と回復指標を比較した二重盲検クロスオーバー試験.

総睡眠時間(7.47〜7.62時間),睡眠効率(91.5〜92.0%),安静時心拍数,心拍変動などの客観的指標に群間差はなかった.

主観的な睡眠の質や入眠潜時,回復感,夜間血糖値の変動においても摂取物による悪影響は認められなかった.

実践 連日行動する登山では,筋疲労の回復を促すために就寝約30分前にプロテインや軽めの炭水化物を安心して補給しよう.

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