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2026/10/20 のスポーツ科学・運動生理学 新着論文サマリー(2件)

[要旨] TITLE ラテンアメリカ3カ国の成人期における椅子立ち上がりパワー:多施設共同研究による性別ごとの相対的およびアロメトリック基準値

登山 登りで体を持ち上げる推進力の土台となる下肢筋パワーは加齢とともに著しく低下するため,シニア登山者ほどパワー維持を意識した強化が不可欠である.

設計 18〜80歳の健康な成人1254名を対象に,5回椅子立ち上がりテスト(STS)を用いて下肢パワーを算出し,年齢や性別,国ごとの傾向を横断的に分析した.

体重あたりの相対的STSパワー中央値は,18〜29歳から70〜80歳にかけて女性で4.50から2.40 W/kg,男性で5.20から2.80 W/kgへと約46〜47%低下した.

身長で補正したアロメトリックパワー中央値も同様に,加齢に伴い女性で114.35から61.30 W/m²,男性で126.70から74.10 W/m²へと大幅に減少した.

実践 椅子からの素早い立ち上がりを5回連続でできるだけ速く行う動作を日課に取り入れ,下肢の瞬発力と筋パワーを定期的に刺激・チェックしよう.

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[全文] TITLE タイトル日本語訳

アスリートにおける経頭蓋直流電気刺激と頭蓋電気刺激:神経調節を通じた運動パフォーマンスと睡眠の質の最適化

登山 登山への示唆1文

脳への微弱な電気刺激は持久力向上や山中での睡眠改善に寄与する可能性があるものの,科学的根拠は発展途上であるため,過度な期待をせず従来の疲労管理や睡眠環境の整備を優先すべきである.

設計 研究デザイン(対象者数・介入・期間,1文)

主要データベースから抽出された,アスリートや成人を対象にtDCS(経頭蓋直流電気刺激)やCES(頭蓋電気刺激)を実施したRCTやメタ解析など計39件の文献を定性的に統合・評価したナラティブレビューである.

主要知見1(数値・p値含む)

メタ解析において,単回の陽極tDCSは運動パフォーマンスを有意に向上させ(SMD = 0.39,95% CI: 0.23–0.54),特に疲労困憊に至るまでの時間を延ばす持久力課題において中等度の有意な改善が認められた.

主要知見2

tDCSはアスリートの主観的な睡眠の質質問票スコアを有意に改善し主観的睡眠時間を延長させたものの,ポリソムノグラフィ検査による客観的な睡眠構造や睡眠深度には有意な改善が認められなかった.

主要知見3

CESは入眠後の中途覚醒時間の短縮や深い睡眠の割合を増やす可能性が示されているが,検証された研究は標本サイズが小さく(12〜40名程度),エビデンスは極めて限定的である.

実践 登山者が明日からできるアクション1つ

電気刺激等の特殊な器具に頼る前に,山小屋やテント泊での回復力を高めるため,耳栓やアイマスクの活用,就寝前の画面視聴制限といった基本的な睡眠衛生を徹底する.

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