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2026/10/2 のスポーツ科学・運動生理学 新着論文サマリー(2件)

[要旨] TITLE サルコペニアと認知機能低下における筋・脳クロストーク:内分泌シグナル伝達,代謝調節,および運動による変調

登山 登山で筋肉量だけでなく「筋力」や「身体機能」を維持することは,年齢を重ねても山での的確な判断力や認知機能を保つために重要である.

設計 サルコペニアと認知機能低下における筋肉と脳の相互作用および運動の影響を統合したナラティブレビュー.

サルコペニアと認知機能低下は併発しやすく,筋肉量そのものよりも筋力や身体パフォーマンスの方が認知機能とより密接に関連している.

運動はマイオカインや乳酸,神経栄養因子などのシグナル伝達を促進し,慢性炎症やミトコンドリア機能不全を改善して筋・脳双方の機能を調節する.

実践 筋肉の「量」だけでなく「筋力」を高めるため,日常的にスクワットや段差昇降などの負荷をかけた筋力トレーニングを取り入れよう.

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[要旨] TITLE 運動後の冷水浸漬を戦略的に活用したパフォーマンス回復と適応の促進:メタアナリシスを含む15件の系統的レビューのアンブレラレビュー

登山 連日の縦走や激しい下山後の筋肉痛・疲労を素早く和らげるには冷水浴が有効だが,日常の筋トレ効果を最大化したい期間は避けるなど戦略的な使い分けが重要である.

設計 運動後の冷水浸漬(CWI)の効果を検証した15件のメタアナリシス(計161研究)を統合評価したアンブレラレビュー.

10〜15℃(または5〜10℃)で10〜15分間の冷水浸漬は,運動後最長96時間の筋肉痛を有意に軽減し,24〜72時間の筋損傷マーカー(CK)を低下させた.

高強度・伸張性運動の24〜48時間後における筋パワー回復を促進する一方,習慣的な冷水浸漬は筋力向上や筋肥大のトレーニング適応を阻害した.

実践 連日の山行中や急な下り坂を長く歩いた日の入浴時は,水シャワーや冷水風呂で脚を10〜15分冷やして翌日の筋肉痛を抑えよう.

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