← 戻る

2026/10/13 のスポーツ科学・運動生理学 新着論文サマリー(2件)

[要旨] TITLE 高齢者の低強度オンラインレジスタンストレーニングにおける血流制限トレーニングの効果

登山 関節への負担を抑えたい高齢登山者やリハビリ中の登山者でも,血流制限(加圧)を併用することで低強度の運動から脚力や歩行機能の維持向上が期待できる.

設計 平均年齢70歳の男女41名(BFR群22名,対照群19名)を対象に,オンラインでの低強度運動セッションを週2回,10週間にわたり実施した比較研究.

10週間の介入により両群ともに下肢筋力と機能が向上したが,30秒椅子立ち上がりや歩行敏捷性テストにおいてBFR群は対照群を有意に上回る改善を示した.

重いウェイトを用いない低負荷運動でも,血流制限を付加することで力学的負荷を増やすことなく運動効果を増幅できることが確認された.

実践 膝や腰への負担を減らしつつ下肢機能を高めたいシニア登山者は,低負荷で効果が得られる血流制限トレーニングの導入を専門家の指導のもとで検討してみる.

Powered by PubMed x Gemini | BELAY | 1/30

[要旨] TITLE 中高年女性における朝と夕方の高強度運動が脳波および自律神経反応に及ぼす影響

登山 早朝からの急登や激しい行動は,中高年登山者の脳や自律神経系により大きな負荷と疲労をもたらす可能性がある.

設計 50〜60歳の女性30名を朝6時運動群と夕方18時運動群に無作為に割り付け,高強度運動前後の脳波(TBR,SEF-90)と心拍変動(自律神経指標)を比較した無作為化比較試験.

運動後の脳波指標(TBR増加,SEF-90低下)の変化量は夕方群より朝群で有意に大きく,朝の運動で中枢神経系の覚醒度低下や疲労反応が強く現れた.

心拍変動由来の交感神経および副交感神経関連指標の変化量も朝群で有意に大きく,自律神経系への負荷が朝の運動で増大することが示された.

実践 早朝出発時は登山口からいきなり急ペースで登らず,十分な準備運動を行い最初の30分は強度を低めに抑えて体を慣らそう.

Powered by PubMed x Gemini | BELAY | 2/30


Powered by PubMed x Gemini | 自動配信